超音波

早期乳がん、触らないほど小さな腫瘤を認知しない、腫瘤(しこり)を見つけるためには有用な検査方法です。
精度の低い機械だと腫瘍を見逃してしまう可能性があるため、精度の高い機械で検査を行う必要があります。

マンモグラフィと比べて被曝もなく、痛みもなく、妊娠中でも安心にできる検査です。
乳腺は白く、腫瘍は黒く写りますので、閉経前の乳腺の密度が濃い状態でのマンモグラフィより腫瘍の発見が容易になります。ただし、石灰化を伴う腫瘍や、脂肪と同じ濃さの等エコー腫瘍、乳腺組織がほとんど脂肪に置換されている場合は、マンモグラフィ検査のほうが優れています。

マンモグラフィ・超音波・触診をあわせて検査すればより精度の高い検診が可能となってきます。

■診断
触診・画像診断で良性か悪性の区別のつかない病気や悪性の行基を疑った場合には、
1.吸引細胞診:細い針を刺して中の細胞をぬきとる検査
2.針生検:局所麻酔をしてやや太い針を刺して組織を一部とる検査が必要になってきます。
 顕微鏡で確認し、診断をつける必要があります。

1.は患者さんへの負担も少なく簡便ですが、腫瘍の性質によってはとれる量が少なくなる為、診断には限界があります。画像所見と細胞診の結果が合わない時(たとえば画像検査では悪性が非常に疑わしい場合、細胞診で良性と診断された時)は、2.針生検までお勧めすることがあります。

ミモザ マンマクリニック 診療科:乳腺外科、外科 診察時間:月~金曜日午前9時~午後0時、午後2時~6時 休診日:日曜日、祝祭日、火曜日、土曜日午後 電話:0263-88-3800

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